勇者召喚が似合わない僕らのクラス | 作者: 白神 怜司
勇者召喚が似合わない僕らのクラス
人物紹介
高槻 悠 – 本作の主人公。オリジナルスキルの「スルー」と、様々なコネ(神々)で得たいろいろな知識を使って問題を解決していく。
自称、長いものには巻かれる事なかれ主義。
本編:幕間 キャラクター紹介 より
職業、称号などから分かる通り、傍観者的な立ち位置で周囲を見る癖がある無気力少年だが、解決できると判断すると、自分が楽をするためだけに重い腰をあげ、周囲を巻き込んででも解決させてしまうという、敵には容赦しない面倒臭い性格。
周りからは信頼を寄せられているものの、その反面で余程の事がないと動かないので基本的には放置されているため、ぼっちである事には変わりない。
アメリア・フィル・ファルム – ファルム王国の第一王女。会話中にてんぱるとよく噛む。
ファルム王国の王女であり、次代の女王。早口で喋ったり焦ったりするとすぐに噛んでしまう癖があり、本来なら深窓の令嬢を地で征くが、父である国王が病に伏しているため、その跡を継ごうと懸命に立つ。
本編:幕間 キャラクター紹介 より
実は悠が少し怖い。
ジーク・エル・オルム侯爵 – ファルム王国の宰相。誘導術というスキルが使える。
ファルム王国侯爵でありながら宰相を務め、病床に伏した親友である国王の愛娘を支えつつも、次代の若者達の成長に憂う宰相。悠との会話は彼にとっても非常に楽しく、息子に良い刺激になればと思いつつ王城から見送った。
本編:幕間 キャラクター紹介 より
赤崎 真治
基本的には男女別け隔てなく付き合える上に、ゲームなどが好きな事から交友関係が広く、誰からも好かれやすいタイプの男子だが、イケメンと呼べる程にイケメンではなく、どうにも「いい人」で終わりやすい少年。
本編:幕間 キャラクター紹介 より
悠に対するツッコミ役に徹しているものの、面倒見の良さから実は悠には好ましく思われている。
加藤 昌平
異世界にやってきてテンションが上がり、しかし安倍・小林両名にオリジナルスキルをぽろっと漏らした事から、王城脱出班からハブられるという密かな裏切りを受け、更には【嘘吐き】のせいでなかなか気軽に喋りかけにくくなってしまった陰の苦労人。
本編:幕間 キャラクター紹介 より
小島 美癒
内気で泣き虫な性格であったが、人形のような容姿からいじめられるような事態には発展せず、むしろ周囲の女子から守られ、可愛がられてきた少女。自立した大人の女性になりたいらしく、密かに楓に憧れている。
本編:幕間 キャラクター紹介 より
佐々木 瑞羽
お寺の生まれで見えてはいけないアレが視えてしまう為、小さい時は父である住職がお葬式を執り行う際はいつも部屋に閉じ籠もっていたり、父の背に何かがいると塩を投げつけ、父に反抗期疑惑を持たれてしまったりとなかなかに気苦労が絶えない少女。
思春期を迎えてからは、目の前にでたら殴るつもりで空手を始めている。
本編:幕間 キャラクター紹介 より
佐野 祐奈
グループの中ではリーダー的な役割を果たせる程度にはしっかりしているものの、どこか空気が読めずに言葉を被せてしまうという要領の悪さがあり、〈発言勇者〉の汚名を被ってしまった。
本編:幕間 キャラクター紹介 より
称号に女神が関係していると悠に知らされて以来、女神に自分の称号を撤回させようと心に誓っている。
橘 朱里
佐野グループのムードメーカー。天真爛漫で音楽が大好きで、小さい頃から歌を歌うのが大好きだったが、アイドルになりたいとは思ってみても、極度の上がり症のため断念。嬉しい事があるとすぐに鼻歌を口ずさむ癖があり、その鼻歌でさえついつい聞き入ってしまう程に綺麗な音を奏でる。
本編:幕間 キャラクター紹介 より
西川 楓
佐野グループのクール系ツッコミ役。実は可愛いモノが大好きで、背の低い朱里が羨ましい。女子からの人気が高く、男子からは少し近づき難いように思われがちだが、実は男子がちょっと苦手なので自分の容姿に救われている。
裁縫技術はプロフェッショナル級に磨かれている。
本編:幕間 キャラクター紹介 より
細野 咲良
ふとした瞬間に吐く一撃によって多くの者の心を砕いてきた(物理)少女だが、実は隠れた二次元好きで、無口系少女に親近感と憧れを抱いていたりもするという、さりげなく計算され、研鑽された無口少女。
本編:幕間 キャラクター紹介 より
エルナ・オルム
過去のトラウマと幼少期の兄の過保護ぶりのせいで男性不信気味で、誰に対しても基本的には壁を置くように接する。しかし悠に対しては男として見るというよりも萌えるという新境地を開拓してしまった為、愛でるものとして愛情を向けていたりもするが、本人は未だ自覚していない。
本編:幕間 キャラクター紹介 より
それと、召喚されてきたあとの二人……は、まあいいっか、スルーで。
異世界 召喚
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