おすすめ 小説 家つくりスキルで異世界を生き延びろ

メディア系学科にご入学、おめでとうございます。

ここでは解説を後回しにして、まずは簡単なクイズをしてみましょう。

Q1 この作品の主人公の名前は何と言いますか？

Q2 主人公が最初に訪れた都市の名前はなんでしょう？

Q3 主人公は最初の都市で、いきなり挫折しかかります。それはなぜ？

Q4 主人公を励ましてくれる人が次々に現れてきますが、主人公が一番に気に入っている相手の名前と、苦手としている相手の名前をそれぞれ答えなさい。

Q5 主人公が最も得意としているスキルの名称をお答えください。

さて、以上の五問ですが、回答については作品を読んでください。こちらでの答え合わせはありません。また、中には質問自体がトンチンカンなものが含まれています。そうした引っ掛け問題に囚われないよう、柔軟な思考を心がけてください。

ということで「家つくり」という本作ですが、主人公のクリスが辺境にある実家をひとり旅立ち、およそ二年半を旅して辿りつく街から物語がスタートしていきます。

その都市は迷宮都市と冠がつく大きな都市でした。そこでクリスは自分のスキルをつかって、叶えたい夢があります。そのために二年半もかけて辺境の村から旅をしてきたのです。

その夢が、いったいなんであるのか。そしてその夢を叶えるために、どれだけのことをしていくのか。

その辺りを読み解きながら、実際のこれからの自分の未来に役立ててくれると嬉しいと思います。

メディア系の卒業生は、そのほとんどが卒業後に別の職業に就くことが多いです。早々に夢を諦めてしまう理由として一番にあがってくるのが、自分には叶えられっこない、という言い訳です。

何をもって叶えられないとしたのか、その理由を明確に答えられる者は少なく、また答えられたとしても、自分自身ではなく他人の、特に両親や家族のせいにする。そういう方がとても多いです。

それも間違った選択ではないとまずはここで明言しておきましょう。できないなと心から思ったのであれば、早々にできることにシフト換えをした方が、人生を有意義に過ごせます。

けれど、できると思い続けながら、続けられなくなるのは、人として腐りだす傾向が高く、おすすめできません。

できるところまで頑張ってください。

そうして、諦めるのであればきれいさっぱりに、そうでなければ精一杯できるかぎりのことをしつくしてください。

えー、大変長くなりましたが、これで解説を終了とさせていただきます。

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