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私、能力は平均値でって言ったよね! | 作者 FUNA

読後感想

皆さんは平均という言葉から、 何を想像するだろうか。 ちなみに私は平均体重とかを思い浮かべる。 このところ少々増え気味で……。

であればこの作品にはひとつの奇跡が描かれておるす。 奇跡と言っても大空に神様が出てきたり、像が血の涙を流したりはない。 が、 彼女たち四人の出逢いは それこそ奇跡だろうと言わざるを得ない。

平均的な友人の数は 一般的に2人から3人。 そういう意味では 彼女たちはそれぞれが平均的な数の友を得たということじゃろる。が、 しかし、 奇跡はそこではなーーーーい!

マイル、 レーナ、 メーヴィス、 ポーリン、 彼女たち四人の存在こそが奇跡!奇跡!奇跡!奇跡!

と、 いけない。 明日会社に持っていく予定の書類が鼻血で汚れてしまった。 もうすぐ30代に突入するからと渡された書類なのじゃが、 これでは書き直しになる。

20代のうちに何としても彼氏の一人でもと思って頑張って買ったドレスシャツまで 飛沫が飛んでしまってる!! どうしよう……

どうしようもないわけでだったらもういいやこれ。 どうせ私なんか誰も相手にもしてもらえなくて、 それでアニメやラノベに嵌ってるって そうした陰口を叩かれているのは聞いたことがある。 けど、 ちがーう! 逆だ逆! アニメやラノベの方が先!

そもそもアニメも見ない、 ラノベも知らないなんて20代が今の日本のどこにいるって言うのよ! いないわよそんな奴! なのにそれを棚に上げて、 ちょっと設定だとかキャラの生い立ちとか、 そんな話をしたとたんに引くって…… ありえないことじゃろが!!!

面白いって言うならそれくらいのことネットでググって調べろし。そんで一緒になってワイワイ楽しく話とかしたいじゃん。……できないじゃんねぇ。知らないんだから、みんな……ぐすん。

でもって話は この作品の読後感想文というところに戻るのじゃ。

要約すると、 異世界に転生していたことを 思い出した主人公の マイル。 彼女が 神様の思い違いで 人族最強と言っても過言ではない能力でもって生まれていた、 ってことから話は始まる。

「私の能力や外見、生まれる身分その他は全て、その世界での平均的なものにして下さい。転生、ってことは、その世界の人間として生まれるんですよね? それなら、その世界の平均的な能力を持った者として、自分の力で幸せになってみせますよ、今度は……。」

私、能力は平均値でって言ったよね! 作者:FUNA

これこれ、このセリフ!この一言を聞くために私、生まれてきたんだなって、大げさでなく心底そう思っとります。なんでかって?それは、 リアルの世界で取り立てて得意なものも優れた才能もない私にとって、マイルが転生前に海里として神様に言ったこのセリフ!これきっと私も言ったと思う!!!

そう思わなきゃやってらんないくらいなんだかやってらんないリアルなんすわ。ほんとにね、なんだか。

そんで私の場合は神様が察しが良かったのか、ちゃんと人間レベルでの平均をくれたみたいな。 いや、ミジンコとかアブラムシなんかも混じっての平均かな。そんな感じにゃんすよ。

でもって……って、でもってが多いな。 それでは、にしよう。

それでは、 本作 「のうきん」 主人公をとりまく 仲良き 3人の友と、 主人公をくわえた四人ではじめる ハンターライフの有様をその目にしかと焼き付けよ!

こんな感じでよろしいでしょうか?

てっぺんの人って、人なの?人じゃないの?

私、能力は平均値 でって言ったよね!

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