Web小説 を 読もう!
Web に散らばる原作銀河
小説を書きたいと思いたち、文章を書き殴る。 書き殴った粗筋に近い文章を、推敲する。 繰り返し何度か修正を行い、そうしてまた推敲、修正、推敲……。 途中から直すたびにあっちへ行ったりこっちへ行ったり、とっ散らかっていくのを悩み始める。 そうして暫く放置していると、いつの間にか 内容を忘れている。 こうして世に出ず、世界の淵に埋もれている作品は 世界中に数多 存在するだろう。
WEB で小説を書いて公開し始めた人は、前世紀からいた。 日本でインターネットが大きく広まったのは Windows95 の発売の年からだ。 その頃にはもう、自作のホームページで 自作小説を公開し始めている人たちがいた。
嘆きの亡霊は 飛びぬけた異端児
この作品の作者さんは才能にあふれている。 通常、産みの苦しみは 物語の続く長さにより 増加する。 一筆一筆がどんどん重くなっていくのだ。 それは、物語が重ねられてきた分だけ 多くの決まりごとができ、 その決まりごとが 筆を重くするのかもしれない。 あるいは、その物語で描きたいものがもうなくなってしまったからかもしれない。
にもかかわらずこちらの作品を含め、 他にも多数の 傑作を WEBで連載し続けている。 そのモチベーションに 頭が下がる。
いつも楽しく読ませてもらっています。これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。
作中に出てくるハンターの面々は、どのお方も キャラが際立っていて 素晴らしい方ばかり。 悪者でさえ どこか 懐かしみを覚えるほどに、 強いところと弱いところ それぞれが上手く描かれていて親しみがもてる。
ちなみに アーク・ロダン さんに関しては、今後ドカンと章クラスで物語が描かれることを期待してま~す。
闇に生き 闇となる。
ガチで思い込み系の勘違いストーリー王道路線の本作だが、 一番にお勧めしたいのは 主人公を慕い 共に悪を倒す組織『シャドウ・ガーデン』を 実質的に組織し運営し活動している アルファ以下 シャドウ・ガーデンの面々だ。
とにかく物語が進むにつれ数がどんどん増えていく。 それぞれにちゃんと背景があり、何ゆえにシャドウガーデンに入ることになったのかも 細かく描かれているので、推しを見つけて応援よろしく!な状態になりそうだ。
……ちなみに、読めばすぐわかることなのでネタバレしておけば、 主人公である シド・カゲノーは異世界転生者である。 よくいる転生者との違いを挙げれば、 転生前から各種能力値がおかしかった……
こちらの二作品は いずれも、 小説家になろう にて 原作が公開されている。 WEB 版として公開されており、 出版されている作品と比べ 色々なところで 視点が違っていたりするそうだ。
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