異世界ラーメン屋台

異世界ラーメン屋台、ラーメンを求め続けたエルフとラーメンの最新トレンドを輸出する男 | 作者:森月真冬
異世界ラーメン屋台、ラーメンを求め続けたエルフとラーメンの最新トレンドを輸出する男 | 作者:森月真冬

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異世界ラーメン屋台

ラーメンを求め続けたエルフとラーメンの最新トレンドを輸出する男

私はエルフのリンスィール、エルフ1の食通だ!
城下町ファーレンハイトに、不思議な車を引いて世にも奇妙な料理をふるまう男が現れた。料理の名前は「ラメン」……それは一口食えば、天にも昇る味である!
私はあっという間に「ラメン」の虜となり、毎晩、街角でその男を待ちわびていた。
しかし、ある夜を境に、男は消えてしまった……『友』と呼べるほど仲良くなった男は、私の前から姿を消してしまったのだ。それから二十年、私はもう一度だけでも「ラメン」を味わいたくて、同じ街角に立ち尽くしている。

異世界ラーメン屋台、ラーメンを求め続けたエルフとラーメンの最新トレンドを輸出する男 | 作者:森月真冬

異世界に つむぐ縁と 醤油ダレ

プロローグ

 その『奇妙な男』がやってくるようになったのは2年前からだと言う。

 城下町ファーレンハイトの町はずれに、不思議な車を引いて男が現れては、夜な夜な見たことも聞いたこともないような不思議な料理を民にふるまうのだと……その名は『ラメン』!

 金はとらず、ただ一方的に料理を提供するだけなんだとか。しかも、それが今まで食ったこともないような味わいで、すこぶるウマイのだという。

 そんな噂を聞きつけて、この私、エルフのリンスィールもファーレンハイトを訪れた。

 恥ずかしながら、私は『食通』を気取っている。エルフなどという者の多くは、森の恵みを口にして生きているため、味には無頓着むとんちゃくと思われている。

 しかし、それは誤解というもので、我らエルフは毒物を見分ける術に長けてるため、味覚自体はそれなりに鋭い種族であるし、森で狩った動物も口にする機会が多いので、肉の味にも肥えている。

異世界ラーメン屋台、ラーメンを求め続けたエルフとラーメンの最新トレンドを輸出する男 | 作者:森月真冬
おすすめポイント

 毎晩寝る前にWeb小説を読みふけっているのだが、この作品には困った。とにかく、腹が減る。まぶたが胡乱に閉じかけているにも関わらず、ズルズルっと麺をすする音が聞こえ、出汁の香りまで立ち昇る。チャーシューの存在が小躍りしてきたらもう終わりだ。

 メンマとなるとの扱いが以外にぞんざいなところが気にはなるのだが、とはいえ間違いを言っているわけではないし、と、語り部であるエルフに突っ込むのもまた面白い。

 なんにせよ、深夜に読むのはおすすめしない物語のひとつだと言っておこう。


異世界ラーメン屋台、ラーメンを求め続けたエルフとラーメンの最新トレンドを輸出する男 | 作者:森月真冬
異世界ラーメン屋台、ラーメンを求め続けたエルフとラーメンの最新トレンドを輸出する男 | 作者:森月真冬

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