鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ

鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ

 猫を助けるためにトラックにはねられた「俺」は、実は重要だった猫を助けた見返りに他の世界へと転移することになった。
 そこで「俺」が選んだ仕事は鍛冶屋。家族が増えたり事件に巻き込まれたり、バタバタするけど、「俺」は果たして最後は静かにクリエイティブな暮らしを満喫できるのか。

鍛冶屋ライフが楽しいってどう?

剣の銘(な)は。

 魔族の支配する魔界の一番奥にその城はある。魔界の最深部に位置するその城はもちろん魔族の王、魔王の城。その更に一番奥、つまるところ魔王の玉座の間にて、二人は対峙している。

 片や、やや細身なれども芯の強さを伺わせる青年。白銀の甲冑を着込んでおり、その手にはやはり白銀の長剣を構えている。世間に言うところの”勇者”と呼ばれる存在である。

 もう一方は容姿端麗な婦人であるが、その頭には羊のような角が生えており、禍々しい雰囲気のローブを纏っていた。手には黒い刀身の細剣。こちらはこの城の主、魔王その人である。

鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ | 作者: たままる
おすすめポイント

 この作品、そんじょそこらの異世界転生ものとは違います。むしろ例えるとすれば、オンラインゲームのFFXIの中で生産職をしつづけていた方々の姿に近いものを感じます。

 異世界を基盤とした物語の多くが、あたかもRPGゲームの世界を生きるキャラクターを描きたがるのに対し、この「鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ」は文字通り異世界での生活を描いている作品です。

 まあ、ちょとしたチートはあったり、なかなか運のいい主人公のようで、そういう意味で安心して異世界に浸れる物語になっているんじゃないのかなぁ。

 とりあえずこの本を読んで、陶芸とかしたくなったのはここだけの話。


鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ | 作者: たままる
鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ | 作者: たまま

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