スマホ スタビライザー が 欲しい 父

手ぶれも嫌だし、車の揺れも嫌だー! スマホ の スタビライザー 欲し~いぃ!

~ そうして 父 は、海へと車を走らせるのであった ~

娘の証言

「当時の父は、本当に困ったものでした。」

そう証言するのは、娘のチイさん(仮名)。自宅近隣の高校に通い、年明けには大学受験を控えている17才の少女だった。

「とにかく、ブレが嫌だってうるさくて、お母さんがどんなになだめても聞く耳をもたずに大騒ぎなんです。それである日、たまたま家族で見ていたドラマに、あのスタビライザーというんですか?それが出てて、もう次の日からそのことばっかり話すんです。」

チイさんはそう言って、とてもウザったそうに髪をかき上げた。

「だいたい、私が同じようなことを言えば、そのたんびに頭ごなしに我慢しなさいって言うのに、どうして自分ばっかりはいいんでしょうね。そういうところが頭にくる。」

怒り口調で話すチイさんだが、この後から少しだけ様子が変わったように感じた。

「子供っぽくて、頑固で、我儘で、そのくせどういうわけかあれこれ知ってて…。困ったときとかはそれなりに役に立つんですけど、そうじゃないときはまるっきりダメ親父なんですよ。」

言いながら口元が少しおかしそうに笑うのをみた。

「それでね、それからしばらくして、お母さんが結局そのスタビライザーを買うことを許してあげたんです。そしたらどうしたと思います?あのアホ親父、買いに行くが早いかそのまんま車で海まで行ってきたんですって。片道2時間もかけて。」

ケラケラ笑いながら話す彼女だったが、口調や態度に馬鹿にした様子がない。楽しんでいるように話す娘さんだなと、私は聞きながら思った。

結局、父親はそのまま海で長時間撮影し、その直後にスタビライザーとスマートフォンを海へ落としてしまい、帰ってきて落ち込んだんだと彼女は楽しそうに話した。私はその話を聞き終えて、さてどうして記事にしたものかと、少し悩み、そしてそのままを書くことにした。

大昔の、頑固で我儘な父たちには、それに加えて厳格な威厳があった。いわば力づくで有無を言わさぬといったものなんだが、最近の親子関係はそこのところが薄れてきているようだ。

良い時代になったなと考えながら、それを許すまじっと顔を真っ赤にして演説ぶつ編集長の顔が頭に浮かぶ。困ったときには頼りにならないくせに、どうでもいい時には威張りたがるどうしようもない年寄りのひとりだ。

さて、帰って原稿をまとめるか。

 

FEIYU TECH G5 3軸 ハンドヘルド スタビライザー ジンバル

TARION スマホ用 手持ち ジンバル スタビライザー

\"\"

Lanparte 3軸電子制御 手振れ防止 カメラスタビライザー

Videook iPhone & GoPro スタビライザー

\"\"

コメント