エンダーのゲーム 無知と純粋と大人たちの横暴 – SF 作品 – オースン・スコット・カード

エンダーのゲーム

- SF 作品 - オースン・スコット・カード

無知と純粋と大人たちの横暴

 この作品の素晴らしいところは、主人公のエンダーが成長していく中で得られる、最高の仲間たちとの絆ではないでしょうか。辛い時に支えあえる、こういう仲間たちに恵まれた人生、あこがれます。

エンダーのゲーム

エンダーのゲーム (ハヤカワ文庫 SF) ]

SF作品を探すうえで欠かせない、ヒューゴー賞/ネビュラ賞 ダブル受賞作‼

異星人と戦争中の世界にあって、大人たちが暴走とも思える異例の決断を下しています。その様はまるで、話に聞く第二次大戦中の日本をモチーフにしたんじゃないかとも思えるくらい哀しく恐ろしい状況です。

主人公のエンダーは、本名を「アンドルー・“エンダー”・ウィッギン」といいます。どこかの国の少子化政策を皮肉ったのでしょうか、この世界では子供を二人までしかもてません。けれど国家が認めた家庭だけは三人目の子供が持てるようです。

なぜアンドルーが認められたのかというと、彼の兄と姉が優秀だったから。その優秀さとはどういうものかというと、頭脳と身体能力は言うに及ばず、決断力や判断力などを総合的に判断しているようです。

兄のピーターは、優秀であるが故か、非情で残酷な性格が目立ち落第。姉のバレンタインは、優しすぎるが故に落第。そうしてアンドルーが生まれ、6歳になるまで政府にモニタリングされながら生活していきます。その様もなんだか戦時中特有の大人たちの都合による中途半端なケアが目立ち、苦しかったろうなと思わずにはいられませんでした。

そんな優秀なアンドルーですが、6歳になるとついにモニタリングから解放されます。そのきっかけとなったのが、子供同士の喧嘩なのですが、ここは読んでどのように思うか他の人の意見を聞きたいところです。

そして物語の舞台はいよいよ、バトルスクールへとうつっていきます。

 

エンダーのゲーム (ブルーレイ) ]

 バトルスクール以降の物語は、こちらの作品を観るほうが楽しめそうです。…メイザー・ラッカムに、ガンジーを演じたベン・キングズレーというところがなんとも言えませんが。

 

続編

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