遷ろう感情と変えられぬ行動

遷ろう感情と変えられぬ行動

慣性の法則は行動へも働く?

 こうと決めて行動しはじめる。するとそこには、まるで物理法則のような慣性の法則に縛りつけられてしまう人がいる。

 行動を支配しているのは、感情だ。感情をエナジーにして、動物は行動しはじめていく。喜びに突き動かされ声を上げて笑い、悲しみに歩みを止め、怒りから拳をふるい、安堵して力を抜く。感情が、行動を支配していく。

 人はだから感情に手綱をつけようと進化してきた。感情に任せるを良しとせず、進化を目指したのは何故なのだろうか?

理性という名の手綱

 かつて幾度となく、この星の大地は生き物たちの感情により戦禍の災いに覆われてきた。

 今もまだ、各地で、その災は生まれくる生命を毒している。争いと憎しみ、消しきれぬ後悔、弱肉強食という言葉を履き違え、奪うことを良しとする価値観がどこまでも世界を汚し、汚染しようとしている。

 弱きものは強さを求めはじめ、やがて奪う側へと遷ろうていく。強きものはいつかは弱り、やがて全てを奪われていく。

 この連鎖はとめようがないのだろうか?

連鎖の渦を越えて……

 未だ数は少なく、しかし感情に踊らされることなく、感情に手綱をつけ意思を持つ人々がいる。

 そうでなければ、誰かにその感情を扇動され、支配され、行動を縛られ、汚され、踊らされてしまう。そのことに気がつき意思に目覚めた人々がいる。

 私達もまた目覚めていくことが大事。

 踊らされず、支配されず、見くびられず、汚されぬために。

 目覚めよ。

 つまりはその言葉に集約されていく。

 目覚めよ。目覚めるために学び、語り合え。

 一人きりでできることなど、たかがなのだから。

 そんな言葉が浮かび、一枝の幹へと育ちはじめている。

投稿日: 2019年6月10日CTO.

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