おすすめ 小説 くまクマ熊ベアー

くまクマ熊ベアー | 作者: くまなの

読後感想

– 北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、ユーラシア大陸、インドネシア、スリランカ、台湾、日本、北極 に分布する 食肉目クマ科(Ursidae)の 構成種の総称。

最大種はホッキョクグマで[3]、体長200 – 250センチメートル、体重300 – 800キログラム[4]。次いで大型のヒグマで体長100 – 280センチメートル、最大体重780キログラム[4]。最小種マレーグマで[3]、体長100 – 150センチメートル[4]。体重27 – 65キログラム[3][4]。一般に、密に生えた毛皮と短い尾・太くて短い四肢と大きな体を持つ[4]。視覚や聴覚は特に優れてはいないが[注 2]、嗅覚は発達しており[3][4]すぐれたイヌの7倍もの嗅覚をもつ。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

いきなりクマの情報で 文字数を稼いだが 後が続かなかった。 そもそも 熊なんて ほとんど知らない。 住んでいる近くでは 熊どころか イノシシだって 見たことないし、 テレビで クマのぷーさんを 見たのだって 遠い昔の話だ。 なのになんで こんなタイトルの 小説 が あるの?

仕事帰りに 駅からの帰路を歩いているところを 謎々しい 黒づくめの お姉さんに話しかけられて、 綺麗だなと思って ほとんど話の内容を 理解しないで居たら ここに連れてこられた。

それで、年齢的にも近いですからと この小説を iPad で読まされることになったんだけど、 読み終えたら感想を書けって。

私、今年で22歳になるんですけど……。 この小説、主人公 の女の子、 15歳って書いてあるんですけど……。

まあ、職場でも 未だに 中学生 と言ってからかってくる 上司兼先輩が いるので、 今更だから いいっちゃ いいわよ。 でも、なんでクマなの? そこだけがわからない。

それでも仕方ないから 読むだけ読もうと思って 目を パッドに向ける。 そしたら あらあら、 なんだか少し切ないけど、 あれこれいろいろとかわいい話みたいじゃない。

クマセットの装備、 主人公の子は さすがと言うか 15歳。 まだまだ かわいい に抵抗が ありあり の頃ね。 全身を クマの着ぐるみに 包まれるなんて 幸せなこと はなから拒絶の姿勢。

けれど そこは 神様(作者さん) よく分かってる。 異世界に さらっと 転移させて さらっと クマ装備 着せちゃってる。

着ぐるみは 一度着ると はまるわよね。 なんたって 全身を モフモフで 包まれるわけだし。

ただ夏場は気を付けないと 汗のにおいが 中に溜まりまくるわ。 ファブリーズなしでは とてもとても 連日は着られない 仕様なのよね。

両手と両足、それと体の装備ということらしいけど……体は セパレートになってないのかぁ。 これって、 トイレの時に 慌てちゃうやつよね。

けれどまあ、しっかりしていそうな 子だし、 事前事前に 用を足すくらいは ちゃんとしそうだからいいわ。

でもこの子、どうしてこんなに 人付き合い 嫌うのかしら。

そんなことを考えながら 読み進めていく私。 けれどなかなか核心には辿りつかない。

両親のことを 嫌っているのは わかった。 この子、株の才能がものすごくあるんだ。 それで 大儲けして 諭そうとする両親に 一億円 ポンと渡しちゃったみたい。

それ以降 両親とは会うこともなく、 そのまま異世界かぁ……。

なんだか可哀そうだなって ちょっと思った。

けれどそれ以上に こっちの異世界で 楽しそうにしているのを読んで 嬉しくなった。

そうね、いい人もいるんだって ちょっとづつでいいから わかっていけたらいいね。 けど、やっぱり 先が心配。

そうして読み進めていると ついに終わりの時間が来たみたいで 例の 黒づくめの女性が 戻ってきて言った。

「 どうでしたか? 面白く読めました?」

私、 なんと返事したらいいかわからなくって。 それで、つい「 明日もこれ読みに来ていいですか? 」って言ったの。そしたら その女性が 指で すっと 私が持っている パッドに触れて……

「それほど気に入られたのでしたら リンクが送れますよ。 この画面で ご自分の SNS 宛に 送信できますので」

そう言われて 画面を見ると いくつか SNS のアイコンが並んでるのが見えた。 よくわからないけど いつもは サエズリを使っているので そのアイコンを探して ポチっとしてみる。

@つけて、自分のアカ宛に……

「ご協力 ありがとうございました。 他にも 数多くの 面白い作品が 埋もれていますので お楽しみください」

「はい、ありがとうございました」

そう答えて 私は 部屋を出た。 そうして気が付くと 私の家の前だった。

「……え? 一体どういうこと?!」

それから 何度か 記憶を頼りに あの場所を探して いるのだけど、 あれ以降 一度もたどりつけないでいる。

いったい私は あの日 誰に連れられて どこへ行っていたんだろう?

謎は 謎のまま 今も 解かれずにいる。

くま クマ 熊 ベアー

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