おすすめ 小説 真の仲間 じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました

真の仲間じゃない と勇者のパーティーを追い出されたので、 辺境で スローライフすることにしました | 作者: ざっぽん

読後感想

むぅ……、この作品の主人公さんにはちょいと一言モノ申したいです。なんで妹さんを置いて、言われるままにパーティーを抜けたのでしょうか。

そもそも、後から仲間入りした見るからに怪しげな「賢者」に、言いたい放題されて それを その通りだと 受け取ってしまうところからして 理解不能になります。 あなたにとって 妹は 勇者である前に 妹なんじゃないんでしょうか?

勇者の加護が どういったものなのかは 私は知りません。 賢者がどれくらい 賢いのかも 知りません。 それでも 兄と妹 という間柄は 賢い人から ちょっと言われただけで その責任や義務のようなものを投げ出していいものなの?

なんて腹を立てながら 読み進めていました。

んもう、 辺境へ移り住んでからは そこそこ 村の人々の為になるような 働きを見せて あっという間に 自分の店まで持ってしまうし、 それに なにあの女。 そこでもまた 相手の言いなりで 気が付けば 同棲生活しているし。

妹の身にもなれ!

カッカしながら 読み進めていると わたしのお兄ちゃんが 隣から首を突っ込んできて こんなことを言うんです。

「こりゃ仕方ないだろう。俺だってこんなケースなら、こうすると思うけどな」

阿呆ですか!あなたは。兄なら兄らしく その生涯を 妹に捧げなさい!

……まあ、それで口喧嘩から 取っ組み合いの喧嘩 になって、今こうして 憂さ晴らしに 読後感想文を書かされている というわけなのです。

そもそも どうして私 こんなよく分からない場所で 読後感想文なんて書いているんだろう。 そんなことを考えていたら ここまで文字が 埋まりました。 残すはあと半分。 書く内容については 一切かまわないとのことでしたので、 残りは カレーの美味しい作り方でも書いておきましょうかね。

けど、 この作品は ここへ連れてこられる前から 愛読していた 物語なので やっぱりもう少し 読んだ後の感想を 書いておくのもいいかなと……。

それに 中学校時代の友人から おかしな話も聞いていたし……。 本当なら ラッキーだと思って もう少しだけ この作品について 書かせていただきます。

物語の世界は 剣と魔法の世界。

定番の 魔王とやらがいて 人間の世界を脅かしている中、 勇者が生まれます。 しかも 勇者の兄にあたる人が 「導き手」 という加護を得、 勇者を導くように 同じパーティで 戦い続けてきました。

思うに「導き手」の加護は、文字通り 勇者を導く ための授かりもの。 兄として妹の手を引き、 目的が達成されるまで 導くための 使命。

けれど この導き手 は、 ある時 同じパーティの 賢者の加護 を持つものから 言いがかりに近い 物言いで こう言われます。

「君は真の仲間じゃない」

賢者アレス

なんということでしょう、 ここまで苦楽を共にしてきて かつ 低レベルの頃には あれこれお世話になっただろう 相手に対し、 恐らくは 自分のアイデンティティを 守らんがための言いがかり。

パッと見て 一目でそう見抜きました、私。伊達に妹歴 短くはないので。

けれど そう言われて 凹むのが このお兄様。 なんとも頼りない。 その後もいいように言われて 一言も返せない ヘタレ兄です。

「自分でも分かっているんだろう? ハッキリ言えば、君は足手まといだ。今回の四天王、土のデズモンドとの戦いだって、君はなにをしていた?」

「……俺も剣で戦っていただろう」

「いいや、君の剣はデズモンドにまともなダメージを与えられていなかった。なにより、デズモンドから君は無視されていただろう。範囲攻撃に巻き込まれることはあっても、君を狙った攻撃は一度も無かった」

賢者アレスと導き手のヘタレ兄

一瞬は 言い返せているのに、 そのあと押し込まれて 黙り込まされるあたり、 もう少し脊髄反射の会話を 覚えた方がいいです。

そうすて ついに この衝撃のシーン

だが……こっそり窓から覗いた俺の目に飛び込んできたのは、アレスに肩を抱かれる妹の姿だった。

「なんだよ……そういうことか」

賢者アレスと勇者妹 の関係を 覗き見して更に誤解してしまう阿保兄

彼女じゃなく妹なんだから、理由を聞いてから納得しろや兄!

と、心の底からそう思いました。それが 実は まだ裏があったなんて……。 続きはぜひ 本編を読んで 確認してください。

真の仲間じゃない と勇者のパーティーを追い出されたので、 辺境で スローライフすることにしました

Shinn no Nakama

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